フルーツやお菓子にお砂糖をふりかけるためのシュガーシフタースプーンはアンティークの銀のテーブルウェアの中でも特に美しい装飾のものが多くコレクターも多いアイテムです。健康志向の現代 お砂糖を振りかける場面は少ないかもしれませんが、テーブルに物語と華やかさを加えてくれる美しい工芸品です。
フランスのシルバー製品の名門PUIFORCAT(ピュイフォルカ)のシルバー950、ボール部分にはヴェルメイユ(=金鍍金)が施されています。
手にすると、ピュイフォルカのスプーンならでは程よい重み、厚さがございます。
ボール部分 表にフランスのシルバーマーク(ミネルヴァ1)とメーカーズマークが確認できます。
メーカーズマークはひし形の中にアルファベットでEP 、その間にナイフ、EPは創始者エミール ピュイフォルカのイニシャルです。
*サイズ20.3cm ×6㎝ 重さ69g (多少の誤差はご容赦ください)
*シルバーの性質上、アンティークのお品には細かなキズがございます。あらかじめご了承の上ご注文くださいませ。
*年代 19世紀後半
*全国送料無料対象商品
PUIFORCAT ピュイフォルカについて
19世紀より発展するフランスのオルフェーブル(金銀細工工房)の中でも最高峰とも言われるブランドです。
<その歴史> 1820年エミール・ピュイフォルカにより創業。刻印のEとPその間のナイフは当初ナイフを作っていたことに由来。
ルイ・ヴィクトール・ピュイフォルカ(タブレ)は高級銀器を作った功績とともに17世紀から19世紀のフランスの素晴らしい銀器の蒐集に力を注ぎ、手法を継承したことで知られる。
その息子ジャン・ピュイフォルカは伝統的な装飾を取り除き純粋なフォルムの美しさを追求しアールデコの銀器のリーダーとなった。1945年10月20日 没。その短い生涯の中で彼の創造した作品は現在においても斬新であると評価されている。
(参考文献 EXPOSITION PUIFORCAT)
メゾンは現存し、1993年よりエルメス傘下に。
ハンドルも美しいです。
ハンドル裏面にはイニシャル装飾